< コースガイド・コメント >
朝起きたら、天気があまりに良いので、登山に出かけることにした。今まで、近くてもなかなか行く機会がなかった多度山だ。
上げ馬神事のある多度大社でも有名な多度山である。
多度大社の東脇から上へと延びる林道を登っていくと駐車場と愛宕神社がある登山口へと着く。
多くの人が登るせいか、序盤は広く木々の間を選んで歩けるほどだ。そんなに登りが急な箇所もなく、歩きやすい。
徐々に登山道らしい道へと変わっていき、木々の間からは景色が広がる。
高度が上がってきたなと思うと9合目という看板があり、コンクリートの土台が現れる。
その裏へとまわると、山上公園へと到着である。一般道からもここまで来ることができるので、家族連れで賑わっている。
そんななか、少し遅めの昼食をとる。
電波搭が見える高くなっているところが多度山山頂(404m)である。山頂に向かう道には自転車で走っている人が多くいた。マウンテンバイクの人気箇所なのであろうか。
山頂は高峯神社、展望台、三角点あり、展望台からは濃尾平野が一望できる。
この日は見ることができなかったが、案内板によると天気が良ければ中央アルプスも見えるようだ。
■多度山頂の高峯神社
多度山から石津御岳へは少し距離があるが道はしっかり分かるので、分岐点さえ注意していれば問題はない。各分岐にしっかりと石津御岳と記載してある。
多度山頂から一度、山上公園のほうに降りていくと、公園手前に北側に延びる林道があり、石津御岳へと書いてある方向に進んでいく。
しばらくは林道が続くことになる。次第に、山道へと変化してきて、徐々に登り始める。
マウンテンバイクに何回も出会いながら歩いていく。
山道を過ぎると再び、開けた林道に出る。ここからは道なりにのんびり歩いていく。
途中にパラグライダーの飛行場所もあり、おもしろい。
林道をしばらく歩くと石津御岳神社へと書かれた看板があるので、その方向に登っていく。
登りきると、社務所みたいな建物があり、石津御岳神社へと出る。
山頂三角点は社務所から少し下ったところにある。
展望もなく、時間が遅いからか、薄暗い。
■石津御岳山頂 四等三角点
登ってきた道をひたすら引き返し、登山口へと戻った。
下山してから麓の多度大社に立ち寄り、上げ馬神事の坂も見学。
思っていたよりも坂が急でびっくりしてしまった。
ぜひ今度は、上げ馬神事も見てみたいと思う。
■多度大社
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