2007年2月18日(日) 曇り
< 登山口 > 三重県菰野町
< アクセス > 名古屋 国道23号 国道477号 国見岳・御在所岳
< メンバー> あさい、つじも、せんだマン、よっしー
< コースガイド・コメント >
2年ぶりに雪山登山に出かけることにした。今年は暖冬ということもあり、雪不足が懸念されるなかの登山となった。
今回のルートは、裏道〜国見岳〜御在所岳〜表道である。
裏道〜国見峠については以前のレポートを参照願いたい。
2年前と比べてみると分かるのだが、雪の量が断然に少ない。
やはり暖冬の影響なのだろうか… 所々で、雪解けも始まっているように感じた。
【 2年前 】
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【 今年 】
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■藤内壁を過ぎた後の様子
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例年に比べ、雪が少ない
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一番積雪があったと思われる国見峠付近でも、2年前の半分ほど。
せっかく雪山登山に来たのに、少し物足りない感じである。
■国見峠 今回の登山ではこの辺りが積雪のピーク
国見峠から、国見岳に向かう。国見岳に行くのは初めてであり、今回の登山の楽しみのひとつでもある。
国見峠から、雪も少なくなった登山道を歩いていく。両側にある笹を掻き分けながら、歩いていくと砂地に石が目立つ箇所に出る。
砂地帯をトラバースするような感じで回っていくと、さらに石がゴロゴロとしている所にでる。
この上が国見岳(1170m)である。
■国見岳 辺りには奇岩が点在している
今回は、前回行かなかったロープウェイ駅側にも足を運んだ。
あまり人がいないものかと思ったが、ロープウェイだけあり、思いのほか人がいた。
山頂碑や、山頂神社を見て、本当の山頂である一等三角点へと向かった。
ロープウェイ駅からくるりとまわり、スキー場方面に向かう。
スキー場の氷柱も今年は元気がなく、小さい。それも一部が崩壊した跡もあって、残念である。それだけ気温が高いのだろう。
山頂もやはり雪がないが、風が通り寒い。昼休憩で温まり、少し休憩して下山することにした。
■御在所岳 1212m
下山は表道。このコースを歩くのは初めてである。
表道は全く積雪がなかった。
表道の直下には、岩がゴロゴロした部分があり、苔が生えている景色のいい箇所がある。
晴れていたら気持ちいい道だなと思った。
ここからは、御在所らしい粗めの砂の道になった。
降りてくると、山頂と景色が異なり、遠方は晴れ渡っている。
四日市市街を一望でき、冬とは思えないくらい暖かそうだった。
また、落差50m以上はあるとっても大きな滝を見ることができる。
こんな大きな滝が鈴鹿にあるなんて知らなかったのと、滝の迫力により、見入ってしまった。
■滝 表道から見える滝はかなりの高さがあり、迫力がすごい
表道からスカイラインに出たら、スカイラインをゲートまで歩いて戻った。
やはり、今年の冬は暖冬であった。雪は少なく、雪山登山とは言えないくらいだったのが残念であるが、初めて表道を歩いたり、滝があることを知ることができ、また、国見岳にも初めて登ったりと満足のいく山歩きになった。 |
■スカイラインゲート 冬季(12〜
3月)は封鎖
■表道登山道 石段が続く
■日向小屋 裏道には日向小屋と藤内
小屋がある
■天狗の踊場・兎の耳分岐
■六合から七号へ 雪は
増えてきたが、それでも
例年よりは雪が少ない
■国見峠から国見岳へ
曇っていて分からないが、国見岳山頂付近から南方面の展望は良さそうである。晴れているなら、石の上とかに座りながら、昼食というのも悪くはなさそうである。
ぜひとも晴れた日に、景色を見ながらご飯を食べたいものだ。
国見岳で少し休憩して、再び国見峠に戻り、御在所岳を目指す。
山頂の遊歩道に着く頃には、すっかり雪もなくなってしまい、薄い氷の上を歩いているような感じである。
■御在所遊歩道
■御在所岳(ロープウェイ側)
■氷柱 今年はすでに崩落
が始まっていた
■一等三角点
■表道 岩がゴロゴロして
いる
■四日市市街 市街地は快晴
< コースタイム >
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スカイラインゲート |
7:57
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裏道 登山口 |
8:15
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藤内壁出会 |
9:15
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六合目 |
9:35
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七合目 |
9:53
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国見峠・八合目 |
10:03
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国見岳 |
10:22
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遊歩道出会・九合目 |
11:00
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ロープウェイ山頂 |
11:08
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御在所岳 |
11:35 |
表道 登山口 |
12:21 |
滝展望ポイント |
13:04 |
スカイライン出会 |
13:17 |
スカイラインゲート |
14:12 |
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