夏焼城ガ山から天狗棚へ。天狗棚へは国道153号を一度戻り国道257号に入る。1kmちょっと南下し県道80号へと左折する。
県道80号の山道を走り続け、しばらく走ると峠へと出る。ここが面ノ木峠で大きな駐車場がある。
天狗棚はその名の通り古くから天狗の棲む山として崇められてきた山である。現在は面ノ木園地として整備されていて、面ノ木峠からは茶臼山高原道路も通っている。
さて、駐車場のすぐ上が面ノ木園地となっているのでここから歩きはじめる。面ノ木園地からは3ルートあるが今回は一番右側にあるコースを歩くことにした。
初めは道も広くどんどん高度を上げていくのだが、そんなにきつい傾斜ではなく程よく歩きごたえがある。次第に熊笹が増えてきて道も狭くなってくる。
尾根っぽい所に出ると分岐についた。右が展望台に、左が天狗棚山頂へと続く。せっかくなので展望台へと足を進めた。分岐から展望台へはすぐに着いた。展望台は鉄柵造りの小さなもので、奥三河の山々への展望が開ける。
また、展望台脇には祠があり国常立尊の石碑が建っている。
展望台から
展望台から天狗棚山頂を目指して歩く。尾根道を歩いていくと10分くらいで少し高くなった所に出るのだが、ここがなんとも山頂らしくない山頂で看板がなければわからないほどだ。
少しだけ休憩して1200高地へと向かう。天狗棚から奥に続く道を歩いていくと原生林が現れてきて心地よい山歩きが楽しめる。標高1200mとこの時期はまだまだ緑には恵まれていないが、夏になればすばらしい深緑の散歩が楽しめそうだ。
そうこうしていると1200高地と書かれた看板に従い右に曲がる。
最後に急坂を登りきると1200高地(天狗の奥山)山頂だ。
山頂に展望はないが三等三角点がある。
1200高地三等三角点
帰りはもと来た道を戻り、途中で沢登りコースの分岐があるので沢登りを楽しみながら下っていった。
道路に出たら上を目指せば駐車場に着くことができる。
<コースタイム>
登り 面ノ木園地 → 天狗棚 26分、天狗棚 → 1200高地 23分
下り 1200高地 → 駐車場 40分 |