天気予報では気温19℃の快晴であっため、段戸山・寧比曽岳・夏焼城ガ山の三河の山に登ろうと計画していた。しかし、疲れも溜まっていたためか目覚めると8時になっていた。
この時間からでは三河の山に着くのが昼くらいになってしまうので、近場の鈴鹿にある三池岳に行くことにした。
鈴鹿セブンマウンテンの竜ヶ岳と釈迦ヶ岳に挟まれている三池岳は国土地理院の地形図には山名が載っていないが、景色に優れた山である。
三池岳へは県道9号から北勢中央公園の前を通り柳川原の交差点を右折し国道306号へ出る。国道306に出たらすぐにある信号を左折して細い道を進む。
民家が集まっているので人に注意しながら細い道を道なりに進んでいくと次第に高度が上がってきて道幅も広がってくる。
八風キャンプ場の案内に従い進むとニホンザルが15匹ほど道を横断していたので横断し終わるまで待ってからさらに進み、八風キャンプ場を通り過ぎる。すると右側に八風射撃場があるので反対側に車を停める。
駐車場奥に林道が続いているので歩いていくと川に堰が見えてくる。林道を最後まで登りきり、川を渡り右岸へと渡る。
堰の脇から登り始める。堰からは谷の切れ目から鈴鹿の平野が広がる。
堰を越え、沢沿いに歩いていき途中から雑木林の中に入っていく。ゴロゴロした石の多い場所を歩いていくと、陰となっている箇所には早くも残雪があった。
右岸をずっと登っていき、沢を左岸へと渡り山腹へと入っていく。
山腹をジグザグに登っていくと次第に残雪が目立ち出し足元がぬかるんでいる。
途中、中峠と八風峠の分岐の看板がある。どちらからも山頂へ行くことができるが、八風峠の方へ進んだ。
雑木林の中、笹に囲まれながら登っていくと道全体が雪に覆われ始めた。
途中から三池岳山頂の尾根を右手に見ながら歩いていく。
景色が開けてくるとそこは八風峠だった。八風峠はかつて近江商人が伊勢・桑名を目指し歩いた八風街道が通っていた。
その名残として鳥居と石碑がある。
八風峠からの展望は良く、南に釈迦ヶ岳を東に三池岳へ続く尾根道を見ることができる。
八風峠から三池岳
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八風峠から釈迦ヶ岳
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鳥居から右に進み三池岳へ続く尾根道を進んでいく。
雪で覆われあまり人が入っていないためか道が分かりにくい。雪で覆われているためか、道を外れてしまっていたかもしれなく必死に登った。
砂地の花崗岩がある箇所をもう一度登ると三池岳と書かれた石柱がある。山頂だ〜と思ったがそんなにあまくはなかった。まだあと200mくらいあるいたら三角点に着く。
三池岳972mと書かれた看板があったが、雪で埋もれて三角点は見つけることはできなかった。
三池岳はあまり人が入ってなく静かな山歩きが楽しめた。一人で行くならこんな山歩きがいいのかもしれない。
コースタイムは
登り 駐車場〜登り口 20分、登り口〜八風峠 40分、八風峠〜竜ヶ岳分岐 20分、竜ヶ岳分岐〜三角点 4分 |