金比羅山は東海の百山に選ばれており名古屋からも近場で手軽に楽しめる。
今回の金比羅山行は金比羅山、明王山、城山の三山を歩くこととした。
金比羅山へは県道27号から国道21号へ乗り鵜沼西町の交差点で右折し直進していく。つきあたりまで進むとT字路となっているので右折し道なりに進み、県営各務原公園を過ぎると右に入る道があるのでそに入り500mほど進むと大きく左に曲がる箇所がありそこに駐車場がある。
平日ということもあり駐車場には数台の車が停まっていただけであった。
登山口は先ほど曲がったカーブの所にある。不動の展望の下に登山口と書かれた案内板が建っているので分かりやすい。
初めは林道となっており舗装された道を進む。10分ほど歩いていくと山道に続く登山口がある。緩やかな傾斜の山道を登っていき体が温まってきたら尾根に出た。尾根と言っても舗装された林道が通っておりいかにも散策路といった感じだ。
登りきって左手を見ると「のべぶり岩」と書かれた大きな岩があった。この岩は小牧山からの手旗信号を中継して美濃・飛騨方面に伝達した場所であったようです。
のぶべり岩
金比羅山頂へは尾根を東に進んで行きます。舗装道を歩いたり木々の間のぬって歩いていきながら少しずつ登っていく。「こんぴら山健脚の道」と書かれた看板がありそれに従い登っていくと金比羅神社裏手に出た。
金比羅神社と言っても赤い鉄格子の中に祠がある小さなものだ。金比羅神社と書かれた石柱の前に二等三角点がある。
金比羅山からさらに奥に進んでいくと大きな電波施設があった。この施設の階段を登り施設に沿って進んでいくと少し高くなった展望台に着く。ここが明王山であるがベンチの近くにあるポストに小さく明王山と書いてあるだけだ。
明王山には眺望を遮るものはなく、各務原市と関市を眺めることができる。
明王山から各務原市内
ここから林道とも離れ山道を進んでいき猿啄城跡がある城山へと向かう。看板には30分の道のりと書いてあった。
思っていたよりも明瞭な道が続いていて少し下ったり少し登ったりしていて楽しい山歩きが楽しめた。ピークを一つ過ぎ少し急な斜面を登ると猿啄城跡にたどり着く。
猿啄城跡の展望台からは南側に木曽川の流れと鳩吹山が、西側には木曽川の流れと伊木山が、東側には中央アルプスが見ることができるようだがこの日は雲っていたためアルプスは見えなかった。
展望台にあるスタンプを押して帰路に着いた。
コースタイムは駐車場→金比羅山頂が23分、金比羅山→明王山が10分、明王山→城山が35分だった。 |