東谷山登山後、車で岩巣山へと向かった。
岩巣山登山口へは県道22号を岩屋堂の看板に沿って進んで行けばいい。看板に沿って行き止まりまで進むと岩屋堂だ。駐車場は無料の所と有料の所があるので気をつけて駐車するようにしよう。突き当たり一番手前の清水橋というクランク型の狭い橋を渡ると無料駐車場だ。
岩屋堂の案内に従いズコズコ進んでいき斜め左に進むと大きな石が現れる。ここが岩屋堂だ。
岩屋堂左手奥には暁明ヶ滝があり右手の赤い鳥居をくぐって行くと登山道に入る。岩巣山は高さはほとんどないがアップダウンを繰り返しているため山頂までの距離がありなかなか山頂三角点まで辿りつけない。最初は登りが続き平地に着いたら緩やかなアップダウンの繰り返しだ。
暁明ヶ滝
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鳥居
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登山道に入り最初は竹林の中を進んでいく。今までの山でこんなにも竹が生えているのはなかったような気がしたのですこし見とれながらも足を進める。するとすこし登ったところに大きな岩が集まった場所に着く。ただの岩場であるが個人的にとても登るのがおもしろかった場所の1つでもある。
ここを過ぎて少し登ると平らな場所にでる。ここには展望台もある。これを奥に進んでいくと元岩巣の看板があるのでこれに従い歩いていく。
するといつのまにか笹がぎっしり生えた小さな沢沿いに変わる。ここがおよそ山頂まで半分といったところだろうか。ここからはアップダウンを繰り返しながらベンチのある所を目指して進んでいこう。看板では喫煙所になっている。
ベンチの奥側の坂を進むと元岩巣(499m)の山頂だ。山頂付近からは微かに御岳山を覗くことができた。山頂付近は雪に覆われていたのが御岳山の雄大さを物語っている。
登山道に沿って進んでいくと岩巣山山頂だ。三角点前の火の用心の看板に小さく岩巣山と書いてあるのが目印だ。
岩巣山山頂
山頂の手前に眺望のいい少し拓けた場所からの景色は疲れをも吹っ飛ばすくらいのいいものであった。ここでラジオを聴いていたおばちゃんと15分くらいいろいろ話をして下山した。このような出会いがあるのも登山の楽しみの1つですね。
<岩屋堂>
岩屋山薬師堂の略で現在は浄源寺の奥の院である。
725年(紳亀2年)名僧行基が草庵を結び、岩窟内で三体の仏像を彫刻し聖武天皇の病気平穏を祈願した霊跡。 |