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■ 岩古谷山  いわこやさん  799m

    日にち:2004年12月28日(火)

    場所:愛知県北設楽郡設楽町

    天気:晴れ

    メンバー:管理人

    交通:名古屋 国道153号 足助町 国道420号 国道473号 国道257号 県道433号 岩古谷山_国道473号 御殿山 国道473号 平山明神山     TOYOTA カローラFIELDER

    コメント:

    岩古谷山は約2千万年前の地質時代に起きた設楽火山の溶岩でできいる。岩質が硬く風化侵食されにくいため険しい山容となっており東海自然歩道の難所と言われている。また県指定名勝でもある。

    この日は今年のバイト最終日だったのでいい区切りだと思い部活の仕事も終わらせてから山へ向かったので自宅を発ったのが深夜の12時になってしまった。愛知県に住んでいながら愛知の山の宝庫である奥三河の山には登ったことはなかったのと雪で覆われる前に奥三河の山を登るチャンスは今しかないと思いこの山を選んだ。

    名古屋からは国道153号を足助町の西町交差点まで行き右折し国道420号へと入る。国道420号・国道257号を行くと清崎の交差点から県道433号へ入っていき塩津温泉を目指す。塩津温泉近くで県道433号はヘアピンカーブをするのでそこにある細い道を進んでいく。この細道を上まで登っていくと公衆トイレがありその手前に駐車スペースがある。ガイドブックによるとおそらくここが駐車可能スペースということだろうと思うが深夜2時半で辺りは真っ暗で駐車していいものか微妙だったので塩津温泉からのルートを諦め、堤石トンネル付近からのルートへと変更した。

    堤石トンネル付近の東海自然歩道登山口は県道433号を進んでいき国道473号と交わったら右折し右に90度曲がる手前に東海自然歩道の看板があるのでその手前の車15台程のスペースに車を停め就寝することとした。

    朝6時半に起き7時に出発した。駐車スペースの手前にある東海自然歩道の案内板に従い登っていく。と、始めの民家のところで犬に吠えられてしまった。民家の近くを抜け山の中へ入っていくと「十三曲がり」という登山道に出る。この十三曲がり登山道は杉林に囲まれ登山道も明瞭である。そんなにもきつくはないので気持ちよく登ることができる。ここを登りきると堤石峠のピークに出る。
    堤石峠はかつて田口と奥の石倉集落を結ぶ唯一の街道であった。ここからは鹿島山へも行くことができる。ここで一息いれて山頂を目指す。

    ここから岩古谷山の楽しみが詰まっている。まずは急な山稜を登ると目の前に切立った岩山が見える。まずは木製階段を下りる。そしたら岩稜に張り巡らされた急な鉄ハシゴを登っていく。すると今度は木製階段をのぼり、また手すりの付いている自然の岩を階段などバリエーションが多い。ここを登り少し進むと岩古屋城址に着く。
    またここからは右手に雪がかかった茶臼山高原・中央アルプスを左手には朝日に映えた明神山を見ることができた。

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    朝日を臨む

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    茶臼山高原

    ここから少し登ると岩古谷山山頂799mにつく。山頂の展望は360度のパノラマである。眺めを見ながら少しの休憩。本当に眺めが良かった〜。

    下山は岩古屋城址から堤石トンネルへ抜けるコースを選んだのだがこのコースはイチオシだ。
    まず現れるのが「割岩」という真ん中が割れて底まで見える岩。うぉ〜すごいと思いながら覗き込んでみたがパックリと割れていた。

    ここを過ぎると今度はチェーンを使った急坂だ。ここも岩場なので滑らないように注意しながら下りた。ここから少し下ると今度は一変してコンクリートの階段と変わる。けれどもここから岩古谷山の特異な岩山の姿をゆっくりと見ることができる。

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    チェーン

    途中で岩の下を通り抜ける箇所もあり珍しい。下りきるとお堂が現れ、その前には男滝、女滝という大きな滝がそびえているが残念な事に水量はほとんどなく滝とは言いがたいものだった。けれども水があれば勇壮な姿が見ることができることだろう。
    岩場も終わり階段を下りていくと堤石トンネルの北側に出る。

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    堤石トンネル横

    岩古谷山は1000mにも満たない山であるがいろんな道を歩く事ができるので楽しかった。できることならばまた行きたい山の一つになったことは間違いない。

    コースタイムは登り36分、下り35分でした。

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    登山口の看板

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    切立った岩肌

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    岩肌を使った階段

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    岩古谷山山頂

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    岩をくぐる

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    男滝

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    岩古谷山

    No.29


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