昔、山中に貴人の御殿があったという伝説から御殿山と呼ばれるようになったと言われている。現在は山頂に御殿神社が奉ってある。
岩古谷山を登ってから国道473号を静岡方面に走らせ東栄町引田付近の広くなった路肩に車を停めた。再び来た道を引き返して歩いていく。広かった道もじきに細い道に戻り斜め右に上がっていく林道が現れこの分岐の所に「御殿山」と書いてあったので登っていく。ここから結構の距離をまっすぐ登っていくこととなる。
国道473号と林道との分岐
そのうち大きくターンする場所に着くのでここを登りきると槻神社である。ここにも5台くらいの駐車スペースがあるのでここまで車で来ればよかったな〜と思った。いつものように槻神社で安全登山を祈願して山道を進んでいくこととした。
山道は槻神社の左にある。少し進むと珍しいことに石垣が現れる。登山道は杉の枯葉で覆われていたが迷うことはない。
ここを抜けると岩場が50mくらい続くこととなり、やがて植林となる。ここの岩場から辺りの山を見ることができる。
植林の森を右に大きく回りジグザグに登っていくとやがて緩やかな尾根に出る。日影になっていて暗い道だがここまで登り道ばかりなのでやっと落ち着いて歩くことができる。
石垣と登山道
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明神山方面
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尾根が左にカーブしてまた少し登ると分岐があるが右を行くことにした。また少し登ると籠宿があり登山者ノートがあったので記録してそこからまた少し登るとやっと御殿神社である。
御殿神社奥に回ると山頂で三角点がある。辺りの展望はないがゆったりとした時間が流れる。
コースタイムは登り37分、下り20分。 |