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■ 富士山  ふじさん  3776m

    日にち:2004年8月23日(月)

    場所:静岡県小山町

    天気:雨

    メンバー:管理人、いどくん、ヒロキ、ムッシュ

    交通:名古屋 名古屋IC 東名高速 御殿場IC 御殿場 国道138号 ふじあざみライン 富士山須走口   TOYOTA カローラFIELDER

    コメント:

    2日の夜10時半に名古屋を出発し須走口に着いたのが23日の3時半。五合目駐車場は200台程度駐車可能で着いたときは運良く数台の場所が空いていました。
    五合目はこの時期で20℃くらいで少し肌寒いです。登山用の服に着替え午前4時、早速スタートしました。

    五合目の標高は2000m。他のどの登山口よりも低いです。
    最初は普通の登山と変わりなく森の中を進んで行きます。まあまだまだ序盤ということもあり楽に進んで行きました。この森を抜け低い木がある砂利道を進んでいくとと六合目です。六合目には鯉幟が上がっていました。この日はあいにくの天気でガスが出てしまいましたので一日中展望はありませんでした。

    7合目まではまた背の低い木がある砂利道を進んでいきます。七合目を過ぎると完全に木の生えていない砂利道に変わります。ここまでは順調でした。しかし、ここから本七合へ向かう途中に一人、高山病で脱落してしまいました。本七合の山小屋に残し三人で山頂を目指す事になりました。

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    背の低い植物のある登山道

    残りの三人は元気だったので、八合目まではわりといいリズムで行くことができました。八合目を過ぎて少ししたら雲の切れ間から太陽の陽射しが見え眼下に雲海が広がりました。そんなのもつかの間、雲に覆われている山頂から雲が山際に下りてきて再び雲の中に舞い戻らされました。

    途中、山梨県・スバルライン(河口湖・富士宮からの登山道)の案内があります。ここまで来たら本八合目まであとわずかです。しかし、ここからが結構な急坂が続きます。がんばりましょう。

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    スバルラインの案内

    本八合目、ここでじっくり休憩を取りましょう。なぜならここから一気にきつくなります。本当に酸素が薄く感じまし、急な坂なのでかなりの運動となり下手したら酸欠になってしまいます。一人、軽い高山病の兆候が見られたのでじっくりゆっくりと休憩をしながら登っていきました。途中、父親と息子で登っている親子と追い抜かれ追い越しのペースで進んでいました。お互い同じペースだったので話もして仲良くなりました。

    本八合から山頂までが長いし、きつい。ここが踏ん張りどころです。特に3500mを過ぎると高山病でうずくまっている人が多くいました。しかも、今日は山頂が雲に覆われているためゴールが見えない状況でした。
    途中、さっきの親子の父親からあと15分くらいという情報をもらい、俄然やる気を出して山頂を目指しました。

    山頂の鳥居が見えた!!と少し安心して鳥居をくぐり少し歩くといきなりの暴風で吹き飛ばされそうでした。山頂で山小屋の周辺を出ると暴風で一歩も進めません。そのため、火口付近を歩くこともできず剣カ峰(3776m)にも行くことができませんでした

    登りは7時間かかりました。

    山頂で1時間程度休憩し800円もするサッポロラーメンを食べ金剛杖(1100円)(登頂の焼印を押してある杖)を買って下山する事に。
    登りと違い薄い酸素にも慣れ、それも酸素の濃いところに進んで行くせいかとても順調に進んでいけます。あんな苦しんでいたのがバカみたいです。

    帰り道は主に物資運搬用キャタピラーが登ってくる道を下りていきます。途中から砂走りで有名な長く急な砂の道を永遠と進んで行く事となります。ここで雨に濡れたズボンは間違いなく泥だらけになります。雨が降ってなくても砂まみれになると思います。
    砂走りが終わると今度は一転、森林地帯の中を30分程度進んでいく事になります。ここが終われば五合目到着です。

    下山時間は砂走りで短縮され3時間でした。

    その他:

    天気が良ければ7合目から上はどこでもご来光が仰げる。
    駐車場は無料。
    五合目以降のトイレは有料(100円)なので五合目でトイレは行った方がいいと思います。

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    六合目付近

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    急な登り道

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    キャタピラーの運搬道

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    一瞬の晴れ間と雲海

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    山頂上淺間大社奥宮

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    下山時の森林地帯

    No.22


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